もってのほか(食用菊)
山形では「もってのほか」というものを食べます。
「もってのほか」の正体は、食用の菊の花びらです。
「もってのほか」という名前は、菊からは想像できませんが、
この名前の由来には、諸説あります。
一説によれば、菊の御紋は皇室のものであり、
その菊を食べるなんて「もってのほか」という説です。
なんとなくもっともな理由ですね。
その他には単に「もってのほか」美味しいというところから来ているという説もあります。
そんな諸説ある「もってのほか」ですが、
私の地元の山形では、朝、地元の生産者さんが近郊の住宅に売りにきます。
その時の様子です。
この食用菊の「もってのほか」は、一袋200円でした。
下ごしらえは、簡単です。
花弁から花びらをとっておきます。
調理方法も簡単です。
沸騰したお湯に酢を入れます。
その鍋に菊の花びらを入れ、サッと茹でます。
酢を入れることで、花の色が鮮やかに保たれると話すのは私の母。
茹でる時間は、ほんの1~2分です。
その後、水にさらしてしめます。
これで出来上がりです。
この「もってのほか」そのままですと、味があまりないので、
好みに応じて、大根おろしと醤油や、
ドレッシングなどをかけてサラダ感覚でいただきます。
食べてみると、菊の花びらのシャキシャキ感の楽しい食べ物です。
ちなみに、普通の鑑賞用の菊は、食べられなくはないそうですが、
食用に育てられた菊の方が、やはり美味しいとは、母の弁。
もっともです。
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